テキサス州で1日、「ワニ危険　水泳禁止」の警告を無視して川に飛び込んだ男性が、川に飛び込むや否や、
ワニに襲われて死亡するという事故が発生したことが地元放送局の報道で明らかとなった。

米国内では先月にもフロリダ州にあるWalt Disney World Resortの水辺で遊んでいた2歳の幼児がワニに襲われて
死亡するという事故が起き、ワニへの注意が喚起されている最中の事故となった。

地元のKFDMの報道によると、この男性は、Tommie Woodward（トミー・ウッドワード）さん（28）で、
女性の友人とテキサス州オレンジ郡にある水辺に避暑にでかけ、この事故にあった。

事故が起きる前には、いっしょに居た女性が川にワニがいることを目撃し、男性に「危ないから川に飛び込むのはよして」と忠告を行ったが、
男性は女性の忠告を無視し「ワニなんか怖くないよ」と言い、川に飛び込むや否や、ほとんど即座にワニに襲われた模様となる。

米南部の水辺には多数の野生のワニが生息しているが、ワニは人間の方から近づかない限り、
人間を襲うことはなく、ワニによる死傷事故は2000年までは10年に3～4件と非常に限定されていた。

ただし、ワニよって人が襲われる事故は2000年以降は増えてきている。

http://business.newsln.jp/news/201607040622130000.html